
ー 職人の白炭作りに込められた想い ー
私たち人間は、大自然に生かされています。
山に生かされ、海に生かされ、土に生かされ、水に生かされ……。
さまざまな生命に生かされてある、私たち人間の生命……。
山の樹木もまた、あるいは炭という妙なる姿をして、古代より私たち人間の暮らしの中で利用されてきました。
そして、炭を焼く炭山は、伐っても、切り株から萌芽が生え、やがて緑が戻ります。
小枝や葉はそこに残り、土も流出せず、山は若返ります。
そうやって、日本の雑木林の多くが、その姿を保ってきました。
コンクリートとプラスチックと化石燃料の現代となって、炭の力が見直されてきました。
炭は、水を、空気を、土を、浄めてくれます。
そして、もちろん、炭火の暖かさ、美しさは、人の心とからだを癒してくれます。
そうした炭の力を借りて、自然が、私たち人間が、少しでも癒されればと願い、炭を焼いています。
どうぞご利用下さい。
他にも色んな使い方ができる白炭
- スパゲッティ茹でるときにお湯の中に炭をひとかけ入れておくと、パスタがツルツルに!
- サビ防止-抗酸化の力があります。
- 煮物に入れると、火の通りが早くなります!
※誤って口にしないようにご注意ください。
炭火の起こし方
1、着火剤を一番下に置き、その周りに炭を置く。火は真上にいくので真上にも炭を置く。
<炭焚きの要 其ノ一>
小さいものから大きいものへ。
着火のための炭なので、小さめの炭を使用。
<炭焚きの要 其ノ二>
空気の通り道を作る。
空気が通るように炭を重ねる。離し過ぎるのはNG。
2、着火剤に火をつけ、火が大きくなるように風を送る。
3、火が大きくなったら、炭を足す。
<炭焚きの要 其ノ三>
火が大きくなる前に炭を動かすと空気の通り道がなくなり火が消えてしまう。
炭を足すときはそーっと置く。
<炭焚きの要 其ノ四>
火の当たる場所を長く変えずにいた方が火はつきやすいもの。1回足したら動かさずじっと待つことが重要。
※炭が湿気を含んでいると、跳ねる原因になります。跳ねる場合は、炭火のそばで少しあぶってから足してください。
仕様
- 箱サイズ(1箱):幅27×奥行19×高さ14cm
- 重量:約1.3kg
- 素材:広葉樹(主にコナラ)
- 生産国:国産(宮城県)